management運輸安全マネジメント
運輸安全マネジメントに関する取り組み
1輸送の安全に関する基本的な方針
社長が輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、率先して社内における輸送の安全の確保に主導的な役割を果たす。
また、現場における安全に関する声に真摯に耳を傾けるなど現場の状況を十分に踏まえつつ、社員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させる。
輸送の安全に関する計画の策定(Plan)、実行(Do)、チェック(Check)、改善(Act)を確実に実施し、安全対策を常時見直すことにより、全社員が一丸となって業務を遂行する。
2輸送の安全目標
- ■ 輸送の安全を最優先に行動する
- ■ 法令・規則を遵守し、職務を遂行する
- ■ 常に安全に対する問題意識を持ち、問題解決・改善に全力を尽くす
- ■ 必要な教育や内部監査を適時行い、全社員の安全意識を向上させる
- ■ 安全確認(指差喚呼、車両点検)を徹底する
- ■ 有責事故の7割減、自損事故0件を目指す
3具体的な取り組み
- ■ 年度末の運輸安全マネジメント会議
- ■ 各規程の改訂、作成に基づく定期的な観察、内部監査
- ■ 各種マニュアルの作成、その内容に基づいた教育の実施
- ■ 管理者向け講習を受講し、理解力、安全への認識向上
- ■ 初任運転者や、事故惹起者に対する指導教育の強化
<輸送の安全に関する設備投資>
- ■ ドライブレコーダ、デジタルタコメータ装着
- ■ 車両ロケーション(GPS)機能
- ■ IP無線
- ■ 写真付アルコールチェッカーの導入
- ■ ASV装置車両の導入
4前年度の事故に関する統計
重大事故 … 0件(自動車事故報告規則第2条に基づく)
人身事故 … 0件
物損事故 … 11件
5安全管理規程
交替運転者配置基準に関する法令・通達(案)
夜行運転で長距離(実車走行距離が400km以上のもの。ただし、以下に示された特別な安全措置を講じ、その内容について公表を行っている場合は450km)のコースについては、交替運転者の配置を必須とする。
また、一人の運転者の乗務時間が10時間を超える場合にも交替運転者を配置する。
1.必須項目 以下のすべての項目を満たしていること。 |
当社 対応状況 |
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1-イ | 運行するバスに関し、遠隔地の点呼(ドライバーが所属する営業所ではなく、遠隔地において受ける点呼)において、担当の運行管理者が行う電話点呼に、運行管理者又はその補助者※が運転者に立ち会って点呼を行っていること、または、IT点呼を行っていること。 ※運行管理者又は補助者は、運行者と同じバス事業者の従業員であるか、または当該運行事業者と当該点呼に関する契約を結んでいること。 |
○ |
1-ロ | 運行するバスにデジタル式運行記録計(デジタコ)を装備し、それを用いた運行管理、デジタコのデータに基づく運転者指導を行っていること。 | ○ |
1-ハ | 運転計画において、連続運転時間を概ね2時間とし、概ね運転時間2時間ごとに合計で20分以上の休憩を確保していること。 | ○ |
1-ニ | 運行直前の休息時間が11時間以上であること。 | ○ |
2.選択項目 以下の事項に1つ該当していること。 |
当社 対応状況 |
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2-ホ | 日本バス協会から有効な安全性評価認定を受けていること。 | ○ |
2-ヘ | 安全運転協議会が設置され、その発意に基づき、運転者の過労防止策等の安全措置が適切に実行されていることについて、常時又は抜き打ちで調査が行われていること。 | ○ |
2-ト | 明文化された高速バス運転者の育成プログラムに従い、運転者の養成を行っていること。 | ○ |
2-チ | ドライブ・レコーダー(ドラレコ)を用いて、運転者指導を行っていること。 | ○ |
2-リ | 運行するバスに、衝突被害軽減ブレーキが整備されていること。 | ○ |
2-ヌ | 運行するバスに、車線逸脱警報装置が装備されていること。 | ○ |
2-ル | 運行するバスに、居眠りを感知できる装置が装備されていること。 | ○ |
2-ヲ | 運行管理者が24時間にわたって運行中は営業所に常駐して運転者をサポートする体制を敷いていること。 | ○ |